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九州電力が売電申請の回答を保留。東北電力と四国電力も中断・保留の検討を開始

九州電力に続き東北電力、四国電力も売電申請を中断・保留を検討と報道

九州電力が9月24日に接続申込の回答留保という発表を行いました。

願っておりましたが10kW未満の住宅用太陽光発電システムの継続は叶いましたので一安心しておりましたが、この九州電力の発表を受けてすぐさま、東北電力と四国電力が受け入れ中断、保留の検討に入ったと報道がありました。

再生エネ優遇見直し、政府検討 四国電も太陽光買い取り保留へ

九州電力が25日、大規模太陽光などで発電した事業者による電気の新規受け入れを中断した。これをきっかけに、再生エネの新規買い取りを保留する動きが全国に広がった。

再生エネ普及は日本のエネルギー政策の核でもある。その一方で、電力各社がこうした対応をとっているのは、出力変動が大きい太陽光発電の比重が高まりすぎ、電力供給が安定しなくなる懸念があるためだという。

2014/9/27 2:00 日本経済新聞 電子版

先週にも出したグラフですが、見て頂くとわかるとおり九州電力の次は東北電力だろうなという感じはしていました。
九州電力ほどではないにせよかなり現在の供給力に肉薄してしまっています。

次が四国電力という感じではないですが程度の差こそあれどこもとんでもない申請が来ている事には変わりありません。
それならば自分達もと他の電力会社も手を上げる可能性がありそうです。

各電力会社の設備認定容量

出典:資源エネルギー庁発表 都道府県別認定・導入量

※静岡県や岐阜県など一部複数の電力会社に管轄が分かれている県の詳細な区分けは行っておりません。

未稼働太陽光発電システムの多さ

先週のコラムでも未稼働太陽光発電システムの多さは書かせて頂きました。

先週は全体の数字だけでしたので各電力会社ごとの状況を見て頂きたいと思います。
多かれ少なかれ大変な量の予備軍が控えています。

九州電力の回答保留の正式発表について

上掲の日経新聞の記事でも「九州電力が新規受け入れを中断」とありますが、九州電力は受け入れを中断していません。 「接続検討の回答を保留する」と発表しています。

申し込みをしてだいぶ経ってから「接続できません」という回答をされるという事ですので実質的には受け入れ中断ではあります。

正式発表のインパクトを弱めようという意図なのかもしれませんが、このやり方は全く賛成できません。
心情的な話ではなく、また大変な事態になるだけだと思うからです。

2014年3月の一か月間に九州電力に申込まれた1年分の申込量

今回の九州電力の発表資料でもあるように、昨年度3月の1ヶ月間でそれまでの1年分に相当する7万件の接続契約申し込みがありました。
これはひとえに年度末で切り替わる高い売電価格を確保するためのとりあえずの駆け込みです。
まだ実態のないものも多数含まれていると思います。

まとめ

九州電力の「接続検討の回答を保留する」という状態は、「受付」はできるという状態です。
こういう時人間はどういう行動を取るでしょうか。

間違いなくダメもとでもいいから申込みをしておこう。
新規の受付を止められてしまう前に急いで申し込みをしておこう。
となるのではないでしょうか。

ただでさえ回答がずっと保留になっている案件が多数あるところにまた未曾有の駆け込みがあった場合、当初予定していた「数か月」という期間での保留で済むとは到底思えないのです。
「回答を保留」ではなく「新規受付を中止する」べきだと思います。

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