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これは欲しい!屋根に登らず太陽光パネルを検査できる『エプティフ』

エヌ・ピー・シー社が太陽光発電パネルの検査装置を販売

太陽電池製造装置メーカーのエヌ・ピー・シー社が、太陽光発電パネルの不良を簡単に検出できる検査装置を開発し、販売を開始しました。
エヌ・ピー・シー社は太陽光発電パネルを製造する機械を作っている会社でそのシェアは世界トップシェアの企業です。
その会社が専用カメラを使って、太陽光パネルを撮影することによって屋根に登ることなくパネル不良を発見する事ができる検査装置『エプティフ』を作ったそうです。

屋根に登らず太陽光パネルを検査できる『エプティフ』

太陽光パネルの製造現場で用いられている品質検査方法であるEL検査とPL検査を屋根に登らずに行えるというもので、特殊な信号を周期的に太陽光パネルに入力し、専用カメラで太陽光パネルのビデオ画像を取り込み、動画解析を行う事によって通常EL検査に必要な暗室やPL検査に必要なレーザーなどを使用することなく可能としています。
この画像解析も約30秒でモニターに表示されるという事です。
正常に発電している部分は明るく光り、発電不良が起きている箇所は暗く見えるため、取り換える必要があるパネルを一目で判断できるそうです。
それもパネル(モジュール)単位だけではなく、セル単位でわかるそうです。
これは凄いことだと思います。

太陽光発電システムの不備を発見するのは難しい

太陽光発電パネルは以前からメンテナンスフリーと言われてきました。
しかしいろいろな調査結果から、かなりの確率で不良が発生しているという調査結果も出ています。

ただその不良を発見するには、発電量を常にチェックするとともに異常値が出た際に晴天の日に屋根に登って太陽光パネルを取り外し、電流値や電圧値を測ったり、センサーで調べたりする必要があります。
手間も費用もかかるため、そう気軽にできるものではありませんし、日本には四季があるため1日1日見ていても発電量は一定ではありませんからそもそもの異常値を発見しにくい環境です。
そうした中でパネルの不良に気づかずにメーカーの10年保証期間を過ぎてしまうというケースは容易に想像できます。

まとめ

太陽光発電パネルの不良チェックは屋根に登って、取り外してという作業が発生するため、太陽光発電設置会社でしか行えないという縛りがそもそもありました。
この検査装置が凄いと思うのは、「太陽光パネルの不良チェックは太陽光発電設置会社でしか行えないという縛りがなくなる事」です。
さらに、晴天の日限定という、天候の影響も受けません。
ビジネスとしては非常に計算がしやすくなります。

検査装置『エプティフ』の値段はカメラ込で1,000万円~2,000万円と決して安くはありません。
ですが間違いなく需要はあると思いますので、どのように活かすか次第であると思います。

2014年度に3億円の売り上げを見込んでいるそうですが、もっと売れるのではと思います。
うちも欲しいです。

これは欲しい!屋根に登らず太陽光パネルを検査できる『エプティフ』 への4件のコメント

  1. NY より:

    いつも拝見させて頂き勉強になります。
    実は産業用太陽光発電を行うにあたりパネルメーカーの選択で悩んでおります。
    パネルは
    ・シャープND-245HA 585KW⇒税込総額172,800,000- 
    ・パナソニックVBMS255AJ04 585KW⇒税込総額167,400,000-
    です。様々なサイトを探したのですが、単純に今回のモジュールで性能比較したデータ
    がなく迷っております。
    アドバイスを頂けたら幸いです。ご確認よろしくお願いいたします。

    • ソーラーアドバイザー中村雄介 より:

      NY様

      コメントありがとうございます。

      これ難しいですね。
      おまけにこれだけの規模ですと何となくという訳にもいかないと思います。

      シンプルに考えますとどちらもパネルの種類は多結晶パネルです。
      そしてわかりやすいのは総kW数が同じで金額が違うという事です。

      そうなるとシャープとパナソニックどちらが好きかという定性的な要素を差し込まなければ、予測される総発電量は同じと計算されますので金額の低いパナソニックの方を選択するのが合理的です。
      (使用するパワコンが違う場合はそのロス率の違いは考える必要がございます。)

  2. NY より:

    さっそくのお返事ありがとうございます。
    Q&A覧に載せればよかったのですが、記入欄がよくわからずこっちになってしまいました。
    勘違いでパナソニックとシャープの金額が真逆になっていました。
    本日新聞報道されていた通り、シャープの生産工場の廃止・製品等の影響で割引率が高くなっているようです。(パワコンは双方、TMEIC500kwです。)
    結論的にはシャープを選択しようかという話になっております。
    質問ばかりで恐縮なのですが、契約を分けてパワコン・キュービクル・モジュールの製品を3末までに抑え倉庫等に保管してある証拠(写真や契約書、金銭の支払い証明等)を残す。+分離発注で3末までに土木工事は完了させてしまえばその分は消費税5%適用でいけるのではないかと顧問税理士及び提案会社から言われているのですが、この消費税の問題についてはどういったご見解でしょうか?
    契約内容を分けたとしても以前お書きになっていたように工事一体としての取り扱いをされるとお考えですか?
    長々と失礼いたしました。

    • ソーラーアドバイザー中村雄介からの回答 より:

      NY様

      コメントありがとうございます。

      仰る通りで商品売買契約ト工事請負契約の2つに分けるのであれば当然それぞれで考える事になります。

      商品売買契約の方が3月中に完了しているのであればそちらは消費税は5%適用となります。

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