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太陽光発電の元世界No.1サンテックパワーが買収!?江蘇順風光電科技が名乗り

監修者
中村雄介 ソーラーパートナーズ専務取締役

著書2冊、NHKをはじめメディア出演多数。

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江蘇順風光電科技がサンテックパワーの買収に名乗り

中核子会社の無錫サンテックパワーが法的整理を強いられたサンテックパワーの買収に、同じく中国の新興企業である江蘇順風光電科技が名乗りを上げました。

江蘇順風光電科技は今年5月にもサンテックが新疆ウイグル自治区に持っている太陽光発電所の権益を買取り、同時にパネルの売買契約も結んでいました。

世界ランキング移り変わり

元々2007年まで太陽光発電パネル(モジュール)を一番生産していたのは日本のシャープでした。

その後ドイツのQセルズが抜き去り、さらには中国のサンテックパワーが抜いていきました。

シャープは経営不振にあえいでいます。

Qセルズは中国メーカーとの熾烈な価格競争に敗れ破産申請し韓国のハンファグループに買収されました。

そしてサンテックパワーが実質経営破たんし、今回新興企業の順風光電に買収されようとしています。

今の世界一は同じ中国のインリーソーラーです。

江蘇順風光電科技って?

今、世界一のインリーソーラーの2012年度の太陽光パネル(モジュール)の出荷量は2.3GW、片や順風光電は0.39GWです。

サンテックパワーは1.5GWです。

あまりに規模が違いますが2011年に香港で上場して資金調達してから拡大路線に入っており、同じく中国の経営不振に陥ったLDKソーラーに今年1月に出資をしております。

まさに新興のノリノリの会社という感じです。

ちなみに全く関係ありませんが日本のシャープは1.05GWで6位です。

まとめ

江蘇順風光電科技の売上は10億元程です。

サンテックパワーの法的整理に入った中核子会社無錫サンテックの負債は100億元を超えます。

普通に行ったら物理的には買収など不可能です。

これを実現するには債権者が債権放棄をしたり、支払期限を延ばしたりなどの策が必要ですのでこれから色々と交渉が始まるのだと思います。