全量買取制度の開始でメガソーラーや風力発電所の新規事業計画が全国で200万kW超に
再生可能エネルギーの全量買取制度が7月1日に導入されることを受け、メガソーラーや風力発電所の新規事業計画が全国で200万kW超に達する事がわかったという記事が、日本経済新聞に掲載されていました。
発電能力で原発2基分に相当するとも書かれていました。
ここでいう200万kWというのは「公称最大出力」のことです。
「公称最大出力」とは、一定の条件が整った中で最大どれくらいの発電量を得られるのかを示す指標です。
記事本文にもありましたが、太陽光や風力は設備稼働率が火力などに比べて低いものです。
公称最大出力が200万kWと言っても原発2基分と同じだけの実発電量を期待できるわけではありません。
誤解のないようご注意ください。