三菱はパワコンがいいというけれど太陽光発電システムで比較するとパナソニックとどちらがいいの?
今日の太陽光発電相談事例
大阪府の方からの太陽光発電の相談でした。
この方ご両親の家も太陽光発電を既に導入しており、そちらはメーカーはSANYOとの事でした。
とある会社からメーカーを三菱で提案を受け、パワコンの良さを強調され契約をしようかどうかと考えていたが、ご両親に相談すると当然SANYO(パナソニック)が良いのではないかという話になったそうです。
お友達に相談をしたら、「ソーラーパートナーズ」というホームページに色々と詳しくのっているから見た方がいいのではと紹介をされ、相談にものってくれるようだから一度聞いてみたらと言われたとの事でご連絡を頂きました。
なんかとっても嬉しいです。直接褒められるより、遠回りに間接的に褒められるのってお世辞ではないと感じられるので心の底からじわじわ喜びが湧いてきます。
さて本題ですが、奇しくも前回の香川県のご相談の方と同じ枚数でした。
190W 15枚 2.85kW 180万円(税込) という内容でした。
金額的には枚数が少ないので妥当だと思います。
あとはご実家と同じSANYOの方が良いのかという事ですが、SANYOならば230W 15枚 3.45kW となります。
仮に三菱の2.85kW の年間発電量をざっと2850kWhと計算した時に、SANYOの3.45kWの年間発電量は温度による損失率の低さから3795kWhくらいと想定されます。
3795kWh - 2850kWh = 945kWh
この発電量の差が売電に回ったと計算すると945kWh × 42円 =39,690円(約4万円)
10年間で396,900円の差になります。(約40万円)
現在提案の三菱と同じkWあたり単価(63.15万円)でSANYOを販売してもらえば、3.45kW × 63.15万円 = 218万円(税込)となり、購入金額の差は、
218万円 – 180万円 = 38万円 となるため、上記条件であればSANYOの方が良さそうですね
という話になりました。
前回も要望したのですが、今後のメンテナンスの方法や契約の仕方等も研究して、今回の計算のように常に最大・あるいはある程度常時発電するように維持する方法を特集で発表して欲しいものです。