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太陽光発電の発電コストを10年間で半分以下にする!との発表が政府からありました

太陽光発電の発電コストは33円?

大阪の方から太陽光発電のご相談を頂きました。

「7月31日の日本経済新聞に、以下のような記事がありました。」

政府は太陽光発電のコストを10年間で半減する目標を掲げる。太陽光パネルを安く製造できる素材の実用化などの技術により、1kWhの発電のコストを2010年の半分以下の14円にする。
現在の住宅用太陽光発電コストは最低でも33円かかるが、発電コストの低減により電力会社の買取価格をさげることができ導入が促進される。

「この記事に現在の発電コストは最低でも33円かかる、とありますがこれはどういう計算式から導かれたのでしょうか
初期設置費用の償却から計算してコストでしょうか。
33円で発電するなら固定価格38円で買い取ってもらえるので1kWh売ると5円程度利益があるということでしょうか。」

という内容でした。

この記事は我々も見た時に、やっぱり原発推進が大きな流れであるからこういう発表がされてしまうのかな、と苦笑いをしていました。
この文面をさらった読んだ方は、今の太陽光発電の発電コストが最低でも33円かかると考えてしまうと思います。

太陽光発電の発電コストの計算方法とエネルギー・環境会議の試算条件

この住宅用の太陽光発電システムが最低でも33円とされている根拠ですが、2011年に国家戦略担当大臣を議長としてエネルギー・環境会議下のコスト等検証委員会がまとめた資料が元になっています。
そしてこの発電コストの計算は、年間の総コストを年間発電量で割って出します。
この時の試算条件が以下の通りです。

  • 出力:4kW
  • 耐用年数:20年
  • 設置費用:192万円
  • ローン金利:4%
  • ローン期間:20年
  • 1kWあたり発電量:1000kWh

確かにこれで計算すると33円になります。

でも、2010年時点の時から4%で太陽光発電のローンを組んでいる人なんていません
ましてや20年ローンなんて存在しません

2010年時点の平均ローン金利は3.0%です。

2013年8月時点の太陽光発電の発電コストを正しい試算条件で計算するとどうなるか?

では今の実態はどうなのか計算してみたいと思います。

計算に使う条件は以下の通りです。

  • 出力:4.77kW(平成25年4月~6月の既築案件全国平均値)
  • 耐用年数:20年(20年以降に発電0という計算なので受け入れ難いですが・・・)
  • 設置費用:1,908,000円(kW単価40万円)
  • ローン金利:2.8%(8月現在ソーラーローン)
  • ローン期間:15年(8月現在ソーラーローン)
  • 1kWあたり発電量:1000kWh(本当はもっと発電するメーカー沢山あるので変えたい所ですが、ここは同じで)

ズバリ24.5円です。
ローンを使わず現金一括購入ならズバリ20円です。

現場をなめるなよって話です

まとめ

現在オール電化ではない普通にガス併用のご家庭の電気代単価は25円を超えています。
もう既に今買っている電気単価より太陽光発電の方が発電コスト安いんです!

でもこう書くと、絶対にメンテナンスコスト入ってないとか、パワコン交換費用入ってないとか言う人がいると思います。
でもこれ、20年以降の発電量ゼロでの計算ですからね。

太陽光発電は25年出力保証とかメーカーが付ける商品ですよ。

自分たちでも改めて迷っている方の背中を押す覚悟が決まりました。
皆さん!太陽光発電つけましょう。

良い相談有難うございました。

太陽光発電の発電コストを10年間で半分以下にする!との発表が政府からありました への8件のコメント

  1. 生田隆俊 より:

    家を2軒もっているので 昨年度 両方ともつめましたがそんなに安くなかったです。

    奈良市 高の原  4.68KW 総費用245万 政府援助21万 奈良援助10万
    ネット235万 これで年間19万くらいですか

    京都府木津川市 シャープ  4KW  総費用205万 政府 19万 京都援助なし
    ネット 186万  年間 17万くらい

    まだ もう一軒 をかうかも しれないので また 考えます。
    ただ 10年後 買い取り価格が もっとさがったら どうなるのか。

  2. ソーラーアドバイザー中村雄介 より:

    生田隆俊様

    10年後買取価格が下がったらもっと下がったらどうなるのか?
    という事ですが、
    「太陽光発電を設置して、固定買取の期間が終わった10年後という事を指していらっしゃる」
    と想定してコメントさせて頂きます。

    確かに10年後の買取価格は一切決まっておりませんので、下がる可能性というのも考えられます。
    私達はこの買取制度が始まる前は、買取価格と購入価格が同じ価格であった事、
    現在の原発の問題や全地球的な環境意識向上の観点から、10年後はその時の購入価格と同じ金額で買取が継続されると考えています。

  3. 近藤時夫 より:

    24.5円/kWhの計算は甘いですね。
    20年間メンテナンスせずに初期性能を維持し続ける機器など実在しません。
    寿命を20年と仮定するなら、当然メンテナンス費用を加算しておくべきですし、メンテナンスしないなら寿命は10年未満と考えるべきです。
    そうすればコストは 約50円/kWh になります。
    ソーラーパネルは到底採算のとれる品物ではありません。

  4. ソーラーアドバイザー中村雄介 より:

    近藤時夫様

    コメント有難うございます。
    確かにそういう考え方もありますね。
    今回は国の試算条件にのっとって計算をしておりますが、
    メンテナンスをしないなら徐々に発電量が低下していく計算方法が
    よいかもしれません。

  5. 柏木 正隆 より:

    実は、自宅で、18年前に、5 kw 設備を設置しました。
    今のところ、インバータもパネルも修理した事はありません。
    修理の準備は必要と考えますが、10年で多くが故障するとは考えにくいと思います。
    自宅設備が、特別だと言えばそういえますが、私は、寿命にかなりの信頼を得たものの一人だと考えています。

  6. ソーラーアドバイザー中村雄介 より:

    柏木 正隆様

    コメント有難うございます。
    18年前ですか?!凄いですね。
    そして貴重なご意見有難うございます。
    検討されている方の何よりの情報となります。

  7. 吉原美奈子 より:

    太陽光発電に踏み切りましたが、5万円以上の保険をかけても、地震と津波は含まれないとのこと。南海トラフの細動が気になる昨今、屋根に載せたソーラーパネルは、震度どれくらいの揺れまでなら耐えられるのでしょうか。東日本大震災での実例などありましたら、お教え下さい。

  8. ソーラーアドバイザー中村雄介 より:

    吉原美奈子様

    コメントありがとうございます。
    知っている限りですが、関東で太陽光パネルが落下した等の話は
    聞いておりません。

    むしろ東北で建物自体が倒壊して、流されても屋根に太陽光パネルは
    無傷で残ったという話は聞いています。

    実は当社に展示しているパネルは震災時に上記のパネルを1枚購入した
    ものになります。

    ですので私どもも同様の質問をされた際は、パネルが落ちるような揺れの際は
    そもそもその前に建物が倒壊していると思われますとお伝えするようにしています。

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