どうせ変更するのなら太陽光発電と一緒にエコキュート給湯器も変えたほうがお得なのでしょうか?
- 宮城県仙台市在住
- 屋根面積不明だが床面積60坪住宅
- 切り妻屋根南面3層
- 給湯(4年前更新)とFFファンヒーター(今後更新必要)は灯油使用し他は電化
- 5人家族
- 光熱費は電気年間20万、灯油15万
- 太陽光発電をシャープとパナソニック見積もり依頼中
給湯設備更新間もなく、いずれエコキュート給湯や電気での暖房に変更や更新必要と思っていますが、今全て変更するのは勿体なく思います。
そこで質問ですが、太陽光導入の場合初期に一気に変更したほうがいいのか、段階的に変更することが可能なのか?
その場合どのメーカーが対応可能か?
夜型生活ですが、日中も3人は在宅し日中の電気使用もあり、この生活様式で日中電力単価が高くなる太陽光に変更するメリットがあるのか?
上記2点についてお教え頂きたくお願いいたします。
ご質問ありがとうございます。
「どうせ変更するのなら太陽光発電と一緒にエコキュート給湯器も変えたほうが得なのか?」とのご質問ですね。
太陽光発電とオール電化はわからなくなりますよね。
まず誤記のような気もしますが前提情報が違うと話が伝わりませんので、訂正させて頂きます。
「日中電力単価が高くなる太陽光に変更するメリットがあるのか」とご記載いただいていますが太陽光発電システムを導入したとしても、日中電力単価が高くなることはありません。
日中電力単価が高くなるのは、電力会社とのプラン契約の変更によって起こるものです。
そしてエコキュートを導入した際にはその効果を発揮させる為に、夜間が安く日中が高いプランに変更致します。
(今回であれば東北電力ですのでやりくりナイトシリーズが当てはまります)
さて本題ですが、暖房器具や給湯器の変更は段階的な変更が可能ですし、その際にメーカーの可否はありません。
そしてオール電化と太陽光発電を同時に変更する必要もありません。
やはりどちらも「電」の字がついている事が混乱を招く主要因であると思います。
太陽光発電システムは電気代を下げる商品です。
オール電化は灯油代(ガス代)を下げる商品です。
一旦はオール電化と太陽光発電システムは別々に考えるべきであると思います。
そしてオール電化にしてメリットが出る仕組みは、大きく以下の2点です。
もし灯油は都度購入するものであり基本料金を払って毎月購入するものではないのであれば、2番目のメリットが出る仕組みはありません。
これらの事から給湯設備がまだ新しいことも踏まえると急いでオール電化にする必要はないと思います。
最後に、オール電化にすれば日中の電気代単価が割高になりますが、そこに太陽光発電が設置されていればその割高な電気を購入する必要が無くなりますのでオール電化と太陽光発電は相性が良いとは思います。
(もちろん晴れて発電している時に限ります。)