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ソーラークリニックというサイトでソーラーフロンティアの5月の1kWあたりの発電量が180kWh近く出ているとありましたが特別なメンテナンスをしているのでしょうか?

Q
お客様からのご質問

見積り,発電量,発電量実績(実発電量)

いつもメール楽しく拝見させて頂いております。

現在、SF170-Sを30枚で5.1kWのシステムを設置していますが、ソーラークリニックという外部のサイトで周囲の実績値を確認しました。

その時、ランキング上位の数値を見たのですが、1kWあたりの5月月間発電量が180kW~190kWとなっていました。

5kWで考えると900kWとなり、一日あたり30kW超の実績でしたが、何か特別なメンテナンスをしているのでしょうか。

そこまで発電量が上がるとは思えず、できることがあれば実施したいなと思った次第です。

以上、よろしくお願いします。

A
ソーラーアドバイザーからの回答
回答者
中村雄介

ご質問ありがとうございます。
「ソーラークリニックというサイトでソーラーフロンティアの5月の1kWあたりの発電量が180kWh近く出ているとありましたが特別なメンテナンスをしているのでしょうか?」とのご質問ですね。
ソーラーフロンティアはkWあたりの発電量が高いメーカーさんであることは有名ですが、ここまでとは驚きですね!

設置してすぐのパネルでもここまでの発電量は珍しいので、おそらくメンテナンス云々で発電量が増えたわけではないと思います。

考えられる要因は3つです。

  1. 設置場所が非常に太陽光発電に適した場所だった
  2. 発電に適した天候が続いた
  3. ソーラーフロンティア特有の「光照射効果」

1.設置場所が非常に太陽光発電に適した場所だった

太陽光発電は日射量はもちろんのこと、パネルの表面温度が発電量に大きな影響を与えます。
気温が高くなりすぎると発電量は低下してしまいます。
そのため、山梨県など日射量が多く気温が低いエリアでは他県に比べて発電量が高くなります

2.発電に適した天候が続いた

繰り返しになりますが、太陽光発電モジュールは表面温度が高くなると発電量が落ちてしまいます。
そのため、日射量が最も多い夏場よりも、5月ごろが最も発電量が多くなる傾向があります
もともと条件が良い5月に天気の良い日が続いたことで、ここまでの発電量になったのかもしれません。

3.ソーラーフロンティア特有の「光照射効果」

ソーラーフロンティアのパネル=CIS太陽電池モジュールの特徴の一つに「光照射効果」があります。
光照射効果はモジュールが日光を受けることで性能が高くなるという夢のような性能です。

この光照射効果は個体差があり、どれぐらいの発電量増加が見込めるかは設置してみないとわからないのですが、このケースではソーラーフロンティアの光照射効果が非常に大きかったのかもしれません

いずれにしてもものすごい発電量ですので、設置した方は羨ましい限りです。

ご質問者様の太陽光発電も順調に発電することを願っております。

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