太陽光発電で全量買取にする場合のメリットとデメリットを教えてください

Q
お客様からのご質問

我が家の屋根は切妻タイプで南南東に向いています。
広さは十分10kW以上載せることは可能です。

通常家庭用の10kW未満は10年固定ですが、全量買取金額は42円の20年固定です。

住宅でも全量買取で設置することは可能ですか?
可能の場合、助成金等のメリットとデメリットを教えてください。

A
ソーラーアドバイザーからの回答
回答者
中村雄介

資源エネルギー庁の買取制度に関する担当者に電話確認した情報をお答えいたします。

2012年7月から開始する再生可能エネルギーの固定価格買取制度では、太陽光発電は「10kW以上」「10kW未満」「10kW未満(ダブル発電)」の3区分があるだけで、以前のように「住宅用」「産業用」という区分はありません。

したがって、住宅の屋根に10kW以上の太陽光発電を設置した場合にも、買取価格42円で20年間、全量で売電することができます。
また、10kW以上の太陽光発電を設置した場合、全量買取にするか余剰買取にするかは、設置者が選択することができます。

国や自治体が用意している補助金の多くは10kW未満の住宅用を対象としていますので、10kW以上の太陽光発電を設置する場合には補助金を受けることができません。

補助金の総額はお住まいの地域によって異なりますので、10kW未満で補助金を受けて設置した方がメリットが大きいかどうかは、シミュレーションをもとに判断するのが良いかと思います。

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